お知らせ

2023/02/21

「栗の渋皮ほうじ茶」の商品発表会を実施しました!

i.clubがイノベーション教育を提供する、大成女子高等学校のプログラム「地域デザイン」内で生まれた「栗の渋皮ほうじ茶」が、この度商品として完成し、その発表会を2月20日(月)に道の駅かさまにて、関係者・メディアに実施しました。

発表会の概要・発売情報などは以下となっています。

高校生による「栗の渋皮ほうじ茶」の商品発表会

~ 高校生の「もったいない!」から生まれたお茶 ~
商品概要

茨城県笠間の「栗の渋皮」と奥久慈の「ほうじ茶」をブレンドしたお茶。栗の渋皮を捨てるなんて「もったいない!」という、高校生たちの想いから生まれました。

開発背景

茨城県笠間は栗の名所であり、秋を筆頭に、年中多くの栗の商品が並びます。栗の商品には、収穫時期に集められ、剥いてペーストにされたものが使われることも少なくありません。しかし、その際に生まれ、廃棄されていたのが栗の渋皮でした。その栗の渋皮を捨てるなんて「もったいない!」。地域を良くしたいと活動する、高校生たちのそんな想いからアイデアづくりがはじまりました。

はじめは栗の渋皮を活用したアイデアとして、渋皮を煎って煮出す飲み物を考えていた高校生たち。しかし、栗の渋皮単体で飲み物として楽しむには苦味が強く、おいしく飲むためには工夫が必要と感じました。渋皮を煎ったときの香ばしさをヒントに高校生たちが着目したのが、奥久慈のほうじ茶でした。奥久慈のお茶は、茨城の三大銘茶のひとつとして知られる有名な産地でもあります。その中でも茶栽培の北限と言われる奥久慈地域にて作られるほうじ茶は、寒さを凌ぐために太くなった茎を丁寧に煎り、甘味を引き出したとても魅力的なお茶となっています。こうして、栗の渋皮とほうじ茶をブレンドした「栗の渋皮ほうじ茶」というアイデアが生まれました。

高校生たちが考えた、栗の渋皮ほうじ茶のアイデアを商品に。伝統茶のブランドを展開するTABEL株式会社を中心に、風味のバランスや飲みやすさを確かめる試作を実施。栗の渋皮とほうじ茶の香ばしさを楽しむことができるお茶に仕上がりました。生徒たちからも、これなら渋皮を楽しめそう、と大好評。こうして高校生の「もったいない!」から生まれた、栗の渋皮ほうじ茶が完成したのでした。

今後の販売予定

発売開始:2023年3月12日(日)から
店舗での販売:道の駅かさま(茨城県笠間市手越22-1)
オンラインでの販売:{tabel}のオンラインショップ(予定)

アイデア:大成女子高等学校
プロデュース:一般社団法人i.club
開発:TABEL株式会社
デザイン:株式会社 Grand Slam
協力:道の駅かさま