お知らせ

2020/02/27

「梅こしょう」の商品完成発表会を実施しました!

i.clubがイノベーション教育を提供する、大成女子高等学校のプログラム「地域デザイン」内で生まれた「梅こしょう」が、この度商品として完成し、その発表会を関係者・メディアに実施しました。

発表会の概要・発売情報などは以下。

高校生による、茨城生まれの新しい調味料「梅こしょう」の商品発表会

〜ゆずこしょうじゃない、梅こしょうだ! 茨城生まれのすっぱ辛っ!〜

商品概要

茨城県のブランド梅「常陸乃梅(ひたちのうめ)」のすっぱさと、青唐辛子の辛さを楽しむ「すっぱ辛っ!」体験。焼き鳥に、納豆に、鍋、うどんに。食卓の様々なシーンで使用できる、茨城生まれの新しい調味料です。

開発背景

茨城県水戸にある「偕楽園」は梅の名所であり、全国からの観光客で賑わいます。茨城の梅の作付面積は全国でも3番目に広いものの、それは観るためのものであり、食べるための梅の出荷量は全国トップ10*にも入っていません。茨城県では食べることを目的とした梅の生産量は、まだまだ少ないのが現状です。

県内にも食べる梅ブランドを。そのブランド梅の一つが、創業天保元年の吉田屋さんが取り組む「常陸乃梅」です。しかし、県内外の常陸乃梅の知名度はまだ高いものではありません。

常陸乃梅を人気者へ。地元の高校生たちが着目したのは、梅干しをはちみつ漬けにした「すっぱ甘っ!」でした。若者には一定の人気があるものの、すっぱさだけでなく甘さもあるため、食卓で使うシーンが限られていることが分かりました。梅のすっぱさと甘さではなく、すっぱさと辛さを楽しめるものを考えたら、食卓で使うシーンが増えるのではないだろうか。

高校生たちは人気調味料「ゆずこしょう」をヒントに、常陸乃梅を使用した「すっぱ辛っ!」を楽しむ新調味料「梅こしょう」を考えたのでした。

梅こしょうを商品に。高校生たちの想いに応えてくれたのが、茨城県土浦の103年の歴史をもつ小松屋さんでした。小松屋さんがつくったものを一口味見した高校生。梅のすっぱさと、青唐辛子のピリッとくる辛さ。

これは「ゆずこしょうじゃない、梅こしょうだ!」茨城生まれのすっぱ辛っ!が完成したのでした。

今後の販売予定

発売開始:2020年3月1日から
店舗での販売:
小松屋の店舗(土浦市大和町5-3)
吉田屋の店舗(ume cafe WAON 東茨城郡大洗町磯浜町546)

オンラインでの販売:
小松屋のオンラインショップ https://www.5028.jp/ec/
吉田屋のオンラインショップ https://kk-yoshidaya.stores.jp/

アイデア:大成女子高校
開発:株式会社吉田屋
開発・製造:小松屋食品株式会社
デザイン:末永えりか
プロデュース:一般社団法人 i.club