iclub

福島県西会津町の西会津中学校の授業内にて、「イノチャレ！西会津 2020」イノベーション編を実施しました。

本プログラムは、西会津町アントレプレナーシップ教育事業（西会津町教育委員会）として実施したもの。今年で5年目になる本事業ですが、新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえ、プログラムの実施体制をゼロから見直しました。具体的には、プログラムのデザイン、レクチャー、メンタリング、メンターサポートなどは全てオンラインとし、i.clubが行いました。一方で、生徒へのファシリテーション、モチベーションサポートは、学校の先生方に加え、地域おこし協力隊をはじめとした西会津町の若手が現場で行う体制で実施しました。

西会津中学校の第2学年36名が9チームに分かれ、参加。テーマは次の3つ。
くらし：じぶんたちのまちでの暮らしがワクワクするアイデアを考えよう！
まなび：じぶんたちのまちでの学びがワクワクするアイデアを考えよう！
お宝：まちのお宝を活用した、（じぶんたちが）ワクワクするアイデアを考えよう！

3つのテーマに分かれた生徒たちは、イノベーションの作法を学びながら、「くらし」「まなび」「お宝」に関わるさまざまな資源を探究し、地元の未来をつくるアイデアを考え、発表しました。

プログラム・スケジュール

7月16日（木） オリエンテーション（授業：2コマ）
7月20日（月）インタビュー・プログラム（授業：2コマ）
9月1,2日（火水）イノベーション・ワークショップ（授業：12コマ）
11月10日（火）アイデア発表会（授業）
12月5日（土）子どもの主張大会（学外）

次年度、3学年ではイノベーション編に続くチャレンジ編として、考えたアイデアの実現に向けたチャレンジを行う予定です。

講義の収録動画を作成したり、各チームとアイデアの壁打ちを行うメンタリングをオンラインで行ったり。i.clubがこれまでのプログラムで培ってきたことをオンラインに置き換えるだけでなく、オンラインだからこそ得られる新しい価値を模索しながら走った約半年間でした。