活動報告

2021/11/30

イノチャレ!江府町 2021を実施しました!

鳥取県江府町の江府中学校の授業にて、「イノチャレ!江府町 2021」を実施しました。

本プログラムは、江府町アントレプレナーシップ教育事業(江府町教育委員会)として実施したもの。今年で4年目になる本事業ですが、新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえ、昨年度と同様にオンラインを活用した実施体制としました。具体的には、プログラムのデザイン、レクチャー、メンターのサポートなどは全てオンラインとし、i.clubが行いました。一方で、生徒へのファシリテーション、モチベーションのサポートは、学校の先生方に加え、町役場の若手職員が現場で行う体制で実施しました。

江府中学校の3学年16名が4チームに分かれ、参加。テーマは次の2つ。
「くらし:じぶんたちのまちでの暮らしがワクワクするアイデアを考えよう!」
「お宝:まちのお宝を活用した、(じぶんたちが)ワクワクするアイデアを考えよう!」

2つのテーマに分かれた生徒たちは、イノベーションの作法を学びながら、「くらし」「お宝」に関わるさまざまな資源を探究。地元の未来をつくるアイデアを考え、発表しました。

プログラム・スケジュール

5月25日(木) オリエンテーション(授業:2コマ)
8月31日(火)インタビュー・ワークショップ(授業:1コマ)
9月9日(木)インタビュー・ワークショップ(授業:2コマ)
9月16,17日(木金)イノベーション・ワークショップ(授業:12コマ)
11月11日(水)アイデア発表会(中学生議会:2コマ)・修了式(1コマ)

今年度は、オリエンテーションの実施を昨年度よりも早め、1学期中の総合的な学習の時間との連携を目指しました。具体的には、役場職員によるまちの取り組みの紹介などを行い、インタビュー・ワークショップに向けて事前探究を実施しました。

イノベーション・ワークショップでは、インタビューで得た気づきをもとに、イノベーションの作法を学びながら「テーマにおける未来をつくるアイデア」を考えました。最後には、考えたアイデアをスキット(寸劇)を交えて発表。2日間をまるまる使ったワークショップを終え、生徒たちは普段の授業とまた違った充実感や達成感を感じたようです。

アイデア発表会は昨年度までと同様に、中学生議会での発表。各チーム、発表後の町長からの答弁を受け、再質問をするなど、アイデアを一生懸命に伝えました。発表会後の修了式では、プログラムのふりかえり、メンターからの修了証の授与などを行い、約半年間の活動を締めくくりしました。

授業名 : イノチャレ!江府町 2021
実施校 : 江府町立江府中学校
実施期間 : 2021年5月25日 - 11月11日
受講者 : 3学年16名
主催 : 江府町教育委員会
プログラム企画・運営 : 一般社団法人i.club