地域が「イノベーション」を起こす
キッカケをつくる仕組み

イノベーション教育プログラム

大切にしている教育のエッセンス

現代の教育プログラムの多くは、すでにある解にいかにうまくたどりつくかが重要とされています。しかしそれだけでは、若者が将来地域で新しい価値を創り出していくのは困難です。
東京大学i.schoolや世界の様々なデザインスクールにおける、人々の行動・習慣・価値観を変化させる新しいアイデアを生み出し、普及させ、新しい未来をつくる教育(=イノベーション教育)の知見を活かし、ユニークな手法を織り交ぜながら、高校生がいままで教わることがなかったような、地域でイノベーションを起こすための作法・心構え・動機づけを学ぶことを大切にしています。

提供する教育メソッド

高校生は地域密着のテーマで、地域資源の再発見から(気づく)、新たなアイデアを生み出し(形にする)、それを発表・販売することで(伝える)、人々の考えや行動に大きな変化を起こすこと(イノベーション)に挑戦します。

高校生はこの一連の流れを踏むことで、地域の魅力を深めながら、地域でイノベーションを起こすための作法・心構え・動機づけを学ぶことができ、住む地域に対して前向きになれたり、地域を支える動機が持てるようにデザインされています。

提供する2つの教育プログラム

  • アイデア創造プログラム 0 → 1 をつくるアイデア創造プログラム 0 → 1 をつくる

    高校生が地域資源を再発見し、その魅力を活かしたアイデア発想を行い、発想したアイデアを人々に発表するプログラムです。フィールドワークや事業者の方々へのインタビューを通じて、地域の魅力を知ることができるとともに、新しいアイデアを生み出す作法について学ぶことができるプログラムとなっています。

  • アイデア実践プログラム 1 → 10 をつくるアイデア実践プログラム 1 → 10 をつくる

    高校生が考え、発表したアイデアを地域の事業者の方とともに開発し、試作、テスト販売、そして商品化を目指すプログラムです。アイデアの試作品づくりや販売実習を通じて、アイデアがどのようにして形になって作られているのか。それをお客様にどう販売・PRするかを学ぶことができるプログラムとなっています。

アイデア開発

イノベーション教育プログラムを通じて高校生が発想したアイデアから、地域の事業者とともに商品開発を目指します。プロジェクトに関わっていただく事業者とのキッカケづくりから、高校生が事業者に直接発表する場のコーディネートなど。商品化に向けて、高校生のアイデアのブラッシュアップの協力・監修を行います。

【過去に連携した事業者の例】
食品加工屋さん、酒造屋さん、ジャム屋さん、お菓子屋さん、地域のスーパー、ラーメン屋さん、民芸品屋さん、ホテル、道の駅など

商品ブランディング・
プロモーション

商品ブランドの実現と合わせ、商品販促の企画・立案を行います。

  • ・商品ブランドのポスター・フライヤー
  • ・商品ブランドのwebページ
  • ・プレスリリース作成などの広報戦略
  • ・流通チャネルの強化・開拓

【過去に連携した事業者の例】
酒粕ミルクスイーツ:
http://sakekasumilk.com

プロジェクトの流れ

地域の高校生が地域資源を生かした新たなアイデアを考案する教育プログラムを提供すると同時に、そのアイデアをキッカケに地域の大人と連携し、商品ブランドとして実現化させるプロジェクトは、地域の高校と連携する1年間のプロジェクト型で実施する場合が多くなっています。その場合は、4月〜7月までに「アイデア創造プログラム」、8月〜3月までに「アイデア実践プログラム」を実施しています。

高校との連携は「商品開発」や「課題研究」など高校の正規授業への導入から、高校の部活動としての実施など、様々な形態があり、高校・地域に適した方法を導入しています。夏休みなどの短期間を使い、アイデア創造のみに特化した教育プログラムを実施する場合もあります。

プロジェクトに関するご相談