お知らせ

2016/02/10

新しいスイーツブランドを発表しました!

酒粕を活用した新しいスイーツブランドの発表と商品の発売のお知らせ

気仙沼の銘酒の酒粕を、新鮮なミルクで煮詰めた特製ジャム。そのジャムを使って、気仙沼の高校生が授業で考案したアイデアを、気仙沼のパティシエが腕によりをかけて手がけたスイーツ。それが、新しいスイーツブランド「酒粕ミルクスイーツ」です。

継続的に高校生へのイノベーション教育を提供しながらアイデアを創造を行い、そこで生まれたアイデアを地元の事業者と連携しながら商品化し、スイーツのラインナップを増やしていく。そんな教育とブランドづくりが一緒になった仕組みになっています。

■ 事業の背景

平成26年度※1から、一般社団法人i.club(代表理事:小川 悠)と気仙沼向洋高等学校(産業経済科2年)が、気仙沼の食の魅力を学びながら多くの方に知っていただき、地域のコミュニティや経済の活性化に繋げようと、地元の酒粕と牛乳を煮詰め作った「酒粕ミルクジャム※2」を開発し、そのジャムを使用した新しいスイーツブランド「酒粕ミルクスイーツ」の商品開発を授業として取り組んでいる。今年度は気仙沼菓子組合の協力により、そのスイーツブランドの商品として「シフォンケーキ」と「アルファフォーレス」を商品化し、販売を開始する。

※1 平成26年度は課外活動として実施。平成27年度からは産業経済科2年の「商品開発」の授業内にて実施した。平成28年度以降も継続して取り組みを続け、酒粕ミルクスイーツの新たな商品開発を行い、ラインナップを続々と増やしていく予定。
※2 「男山本店」の銘酒、「蒼天伝」の練粕 、「モーランド」の牛乳を使用

■ なぜ酒粕なのか?

気仙沼において、「酒粕」は粕漬けや郷土料理「あざら」として長期保存するための食材として頻繁に利用されてきた歴史がある。しかしながら、現在の高校生など若者にとっては、あまり馴染みのないものになっている。気仙沼には現在も酒蔵があることから、改めて気仙沼の酒粕文化に着目し、それを活用したスイーツブランドの提案にいたった。

■ 販売について

平成28年2月12日(金)から販売開始予定

○ 酒粕ミルクシフォンケーキ
販売店舗  菓子舗サイトウ
酒粕ミルクジャムをたっぷりと生地に加えてつくったシフォンケーキです。

○酒粕ミルクアルファフォーレス
販売店舗  菓匠 紅梅
アルファフォーレスは、少し厚めのクッキーにミルクジャムを挟み、外側をチョコレートとココナッツでコーティングしたアルゼンチンの伝統的なお菓子です。この挟むジャムを酒粕ミルクジャムに変えました。

○ 酒粕ミルクジャム(瓶詰め)
販売店舗  菓心 富月
酒粕ミルクスイーツに使用しているジャムを瓶に詰めました。パンやクラッカーに塗るもよし、ホットミルクやヨーグルト、アイスクリームに入れるもよし。ご家庭でオリジナルの酒粕ミルクスイーツをお楽しみください。

■ ブランドページについて

http://sakekasumilk.com/