お知らせ

2021/02/18

「Wこんにゃく釜めし」の商品発表会を実施しました!

i.clubがイノベーション教育を提供する、大成女子高等学校のプログラム「地域デザイン」内で生まれた「Wこんにゃく釜めし」が、この度商品として完成し、その発表会を2月17日に関係者・メディアに実施しました。

発表会の概要・発売情報などは以下。

高校生による、茨城生まれの新しいおみやげ「Wこんにゃく釜めし」の商品発表会

〜「凍みこんにゃく」と「こんにゃく」のW(ダブル)で、おなかいっぱい、幸せいっぱい!〜

商品概要

茨城県大子町でつくられた「凍みこんにゃく」を、通常のこんにゃくと合わせて炊き込んだ釜めしの素。2つのこんにゃくの食感の違いが楽しい!茨城生まれの新しいおみやげです。

開発背景

凍みこんにゃくとは、こんにゃくを凍らせて乾燥させた茨城県の伝統食材。冬の寒い時期、わらを敷き詰めた田んぼにこんにゃくを並べ、凍結と解凍を繰り返して作ります。 現在では、茨城県北部地域のごくわずかな生産者のみの生産する、まさに幻の食材。これまで保存食として、また食物繊維の豊富な健康食として、煮物や鍋などで食されてきましたが、このままではいずれ生産者がいなくなり、凍みこんにゃくの文化は途絶えてしまいます。

茨城の魅力でもある凍みこんにゃくを、もっと多くの方に知ってもらい、次世代につなげたい。高校生たちが着目したのは、凍みこんにゃくの魅力である「独特な食感」。そこで、通常のこんにゃくとも違う独特な食感を、こんにゃくと一緒に炊き込んだ「Wこんにゃく釜めし」にすることで、2つのこんにゃくの違いを楽しむアイデアを考案しました。

高校生たちが考えたWこんにゃく釜めしのアイデアを商品に。その想いに応えてくれたのが、茨城県土浦の大正5年創業の歴史をもつ小松屋さんでした。小松屋さんがつくったものを一口味見した高校生。2つのこんにゃくの食感の違いを楽しめ、気づいたらおなかも満足。作り方も簡単で、常温保存が可能なレトルトに仕上がりました。これで、茨城「おなかいっぱい、幸せいっぱい!」なWこんにゃく釜めしが完成したのでした。

今後の販売予定

発売開始:2021年3月1日から
店舗での販売:
小松屋の店舗(土浦市大和町5-3)

オンラインでの販売:
小松屋のオンラインショップ https://www.5028.jp/ec/

アイデア:大成女子高校
開発・製造:小松屋食品株式会社
協力:株式会社クリタ(凍みこんにゃく)
デザイン:末永えりか
プロデュース:一般社団法人 i.club