活動報告
2017/12/20
みらい創りイノベーションプログラム発表会2017~Think Next!~を開催しました!
みらい創りイノベーションプログラム発表会2017~Think Next!~を開催しました!
12月16日・17日に、横浜の富士ゼロックス R&Dスクエア(17日はランドマークタワー24階)にて『みらい創りイノベーションプログラム発表会2017〜Think Next!〜』を、富士ゼロックス株式会社の主催のもと開催しました。
【DAY1:みらい創りイノベーションプログラム発表会】
参加したのは、i.clubが教育プログラムで関わる6地域(岩手県遠野市、宮城県気仙沼市、福島県西会津町、茨城県水戸市、静岡県富士市、そして長崎県壱岐市)。
各地域の高校生たちは、どのような地域資源に着目し、それによってどのような未来をつくるアイデアを考えてきたのでしょうか。これまで取り組んできた中で生まれた、地域における未来をつくるアイデアのプレゼンテーションをMiraidea Pitch*で実施しました。(*Miraidea Pitchとは、未来(Mirai)をつくるアイデア(idea)への共感を呼び込むことに重点が置かれた8分間のプレゼンテーション)
また、各地域の担当教員のみなさんからも、取り組みの概要や生徒の変化、今後の展望などをお話しいただきました。
ご参加いただいた一般の観覧者のみなさんには、i.clubが地域と取り組んでいるこうした教育のあり方、そして実際に地域で動いていたり、動き出そうとしているプロジェクトへの可能性を共有できた場になったと感じています。
各地域の発表内容、参加した高校は以下の通りです。
「フフフッスイーツ車麩ラスクde若者ゲットだぜ!〜三年目の挑戦〜」
Theme:地域資源(車麩)を活用した新商品開発
presentation:福島県西会津町(西会津高等学校)
「〜島の声から想像する。〜 Shimagination」
Theme:地域資源(フェリー)を活用した観光コンテンツ開発
presentation:長崎県壱岐市(壱岐高等学校・壱岐商業高等学校)
「〜DEEP FUJI〜 Pe A LOOK」
Theme:地域資源(大渕地区)を活用した観光コンテンツ開発
presentation:静岡県富士市(富士市立高等学校)
「〜もう脇役なんて言わせない!〜 Ume Star」
Theme:地域資源(梅)を活用した新商品開発
presentation:茨城県水戸市(大成女子高等学校)
「〜インスタ映えで人気UP!〜 酒粕ミルク・ビスキー」
Theme:地域資源(酒粕)を活用した新商品開発
presentation:宮城県気仙沼市(気仙沼向洋高等学校)
「親林とともに育て、私達の未来」
Theme:地域資源(森林)を活用した林業における新しい未来をつくる
presentation:岩手県遠野市(遠野高等学校・花巻北高等学校・花巻南高等学校)
【DAY2:ワークショッププログラム】
翌日の12月17日は、横浜のみなとみらいにて、参加した高校生・先生方が交流するワークショッププログラムを実施しました。
地域をシャッフルしたチームを作り、「これから地域の子どもたちが、未来を創る・挑戦することができるようになるためには?」というテーマでアイデア出しのワークショップを行いました。
それぞれの地域で取り組んできた活動にて得た経験や学びをもとに、地域の子どもたちが未来を創ることができるようになるために必要な力は何かを考え、どのような機会や取り組みがあればそれらを身につけながら挑戦していけるだろうか、ということを考えていきました。また、先生方同士のチームでは、同じく子どもたちが未来を創っていくために必要な教育プログラムや、今後の協働のあり方について熱い議論がされる、ワークショップとなりました。
こうして2日間かけて、それぞれの地域の取り組みについて発表し、地域同士で交流する機会として、「みらい創りイノベーションプログラム2017〜Think Next!〜」 を無事に開催することができました。
開催にあたり運営にご尽力いただきました富士ゼロックス株式会社のみなさま、そして会場まで足を運び、発表会にご参加いただきましたみなさまに、この場を借りて御礼を申し上げます。