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福島県西会津町にて「アントレプレナーシップ・スクール＠西会津 2019」を実施しました。

「アントレプレナーシップ」という言葉から、会社をつくる（起業する）というイメージをもつ人も少なくありません。しかしながら、広義には起業することに限らず、「限られた資源や、これまでの常識を乗り越え、チャンスをつかむ力」といえます。人口増加が当たり前だったこれまでと違い、これからは限られた資源の中で考えなくてはならない時代・これまでの常識が通用しなくなる時代。誰も経験したことのないそんな時代において、私たちに必要な力が、このアントレプレナーシップであると考えています。
アントレプレナーシップ・スクール、通称「アントレスクール」は、地元を舞台に、限られた資源やこれまでの常識を乗り越え、イノベーション（＝未来をつくるアイデアを出すこと）に挑戦する学校です。

i.clubが西会津中学校におけるアントレスクールを担当して今年で4年目。2学年、3学年と2年続きのプログラムを設計し、開校しています。
今年度、7月9日に行われた2学年のワークショップでは、「西会津町のミネラル野菜の未来をつくるアイデアを考えよ」をテーマに、イノベーションの作法や心構えを学びながら、まちの特産品であるミネラル野菜の未来をつくるアイデアを出すことに挑みました。

7月10日、11日に行われた3学年のワークショップのテーマは、「西会津町のまち・ひと・しごとの未来をつくるアイデアを考えよ」。2学年での経験を生かし、まちのさまざまな資源を探究しながら、地元の未来をつくるアイデアを出すことに挑戦しました。

3学年は今後、西会津中学校で行われる文化祭「光桐祭」にて全校生徒に向けて考えたアイデアの発表を行うほか、12月に町が主宰する「青少年の主張」でも、一部チームがアイデアを発表する予定です。