活動報告

2017/03/12

Think Next! i.club Market! 2017 を開催しました!

i.clubが活動を展開する地域の高校が東京にて一堂に会し、地域の未来をつくるアイデアを伝える発表会「Think Next! i.club Meetup!(活動報告はこちら)」の翌日 、3月5日。この日は3地域(気仙沼・西会津・水戸)の高校生たちが、それぞれの地域にて開発している商品の販売会を行う「i.club Market!」を開催しました。販売を行ったのは、渋谷ヒカリエと、国際連合大学前の2箇所。渋谷ヒカリエは「JAPAN BRAND FESTIVAL 2017」、国際連合大学前では「Farmer's Market@UNU」への出店の機会をいただきました。

組織や立場を超えてジャパンブランドの未来をつくる現代版「楽市・楽座」、JAPAN BRAND FESTIVAL

渋谷ヒカリエでは、株式会社ロフトワークが主催する「JAPAN BRAND FESTIVAL 2017」の展示が3/1~3/5の期間で行われており、その一角での出店となりました。JAPAN BRAND FESTIVALは昨年に続き2回目の実施となる、ジャパンブランドの未来をつくるイベント。i.clubと高校、地域とがつくる商品は、今回が初めての出展です。高校生たちは、商品の機能やデザインだけでなく、その背後にあるストーリーを来場者にしっかりと伝えました。

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今、日本ではいくつもの行政機関や民間事業者が日本発のプロダクト・サービスがもつ魅力を発信・展開していくため、様々なチャレンジを行っています。私たちは、こうした取り組みをもっと有機的に、もっと活用できるものにしてその価値を継続させていきたいと考えました。組織や立場を超え、ジャパンブランドに情熱を傾けるあらゆる文脈の人々を巻き込み、その活動を拡大・活性化する、現代版「楽市・楽座」のような場をつくることでジャパンブランドに新たな価値を紡ぎます。
(HPより抜粋。詳細はこちら→http://jbfes.com/2017/

農家さんを中心に、料理人、職人、そして都市に暮らす人々が参加するコミュニティ、Farmer's Market

一方、国際連合大学前では、毎週末に行われている全国の生産者が集まる市場「Farmer's Market」に出店しました。Farmer's Marketは、LIFE WITH FARMを掲げ、農家さんを中心にしたさまざまな人々が交わり、多様な食やそのあり方を発信する市場であり、コミュニティ。高校生が今回販売した商品たちは、どれも地域の生産者さんやさまざまな方の思いを継いでアイデアにしたものばかりです。渋谷ヒカリエと同様に、会場に溢れる来場者にその思いを届ける貴重な経験となりました。

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都市に暮らす私たちにとって、食べものは一番身近な自然。何を、誰と、どう食べるのか。それが個人の心と身体をつくるのはもちろん、ひいては社会を形づくっています。

何かを選ぶ際に、価格を大事にするのか、見た目なのか、それとも味わいを大事にするのか。つくり手、食べ手、届け手・・・様々な想いやシステムが交錯し、たった一個のリンゴにも社会が反映されていると思うからです。。
(HPより抜粋。詳細はこちら→http://farmersmarkets.jp/

高校生は東京での販売会は初めてで、経験のあるそれぞれの地域での販売会とは違った空気に、はじめはどちらの会場でも戸惑いもあったようでした。しかし次第にお客さんともリラックスして話す場面や、積極的に声をかける場面も見え、楽しく、そしてしっかりと自分たちの商品をPRしていました。

多くの商品は無事に完売し、東京でも自分たちの商品がしっかりとお客さんのもとに届くことを確信した高校生たち。それぞれの地域に戻ってからの、今後の活躍に期待しています。