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鹿児島県錦江町の中学生を対象に、「イノチャレ！錦江町 2020」を実施しました。

本プログラムは、錦江町アントレプレナーシップ教育事業（錦江町政策企画課）として実施したもの。今年度より錦江町で新たにはじまった本事業ですが、新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえ、プログラムのデザイン、ファシリテーション、レクチャー、メンターサポートなどは全てオンラインとし、i.clubが行いました。一方で、生徒へのモチベーションサポートは、町役場の若手職員6名が現場で行う体制で実施しました。
プログラムは公募型で行われ、町内の中学校2校から計12名が6ヶ月間にわたって、参加しました。テーマは「まちのお宝を活用した、錦江町の未来をつくるアイデア」。

イノベーション編（6-8月）では、3つのチームに分かれ、イノベーションの作法を学びながら、まちに関わるさまざまな資源を探究し、まちの未来をつくるアイデアを考えました。
続くチャレンジ編（9-12月）では、各チーム、考えたアイデアの実現に向けたチャレンジを行いました。まちの人に向けて追加でインタビューを行ったり、小さなイベントを開催したり、まわりの友達や町民にアンケートを取ったりと、さまざまなチャレンジが生まれました。
その後、半年間のイノベーションのチャレンジを発表する、成果発表会を実施。町長、教育長など首長だけでなく、町民や保護者も参加し、充実した会となりました。最後にプログラムの終了を祝う修了式を実施しました。

プログラム・スケジュール

１・オリエンテーション：6月27日
２・インタビュー・プログラム：6月27日＋7-8月
３・イノベーション・ワークショップ：8月23,24日
４・チャレンジ・プログラム／計画：9月27日
５・チャレンジ・プログラム／実行①：10月
６・チャレンジ・プログラム／実行②：11月
７・チャレンジ・プログラム／確認・展望：11月28日
８・成果発表会の準備：12月
９・成果発表会・修了式：12月19日
i.clubは、オンラインにて各プログラムの進行やアイデアの壁打ちをおこなった他、活動前後にモチベーション・メンターである役場職員への研修を行い、各チームを伴走するためのアドバイスを行いました。参加した中学生だけでなく、役場職員それぞれにとっても学びのある時間になったことを願っています。